あなたの心に「有給休暇」はありますか?


みなさん、こんにちは! 心理カウンセラーの「らいおんハートおじさん」です。
毎月のように会社の有給休暇の残日数は確認するのに、
自分の「こころの有給休暇」がどれくらい残っているかは、
気にしたことがありますか?
朝起きて、
お弁当を作り、
洗濯をして、
仕事へ向かう。
仕事が終われば買い物をして、
夕飯の支度。
家族の話を聞き、
片づけをして、
お風呂に入り、
明日の準備をして眠る。
休日になっても、
掃除や洗濯、
親の介護、
家族の予定…。
「今日は休みだから、心もゆっくり休めたなぁ。」
そんな日が、
最近あったでしょうか。
もしかすると、
体は休んでいても、
心は何年も休まず働き続けているのかもしれません。
心は365日、働きっぱなしになっていませんか?
40代・50代の女性は、
本当にたくさんの役割を抱えています。
仕事では責任ある立場になり、
家では母親や妻として家族を支え、
親の介護が始まる方も少なくありません。
「私がやらなきゃ。」
その一言で、
どれだけ自分を奮い立たせてきたのでしょう。
責任感が強く、
人を優先できるあなたは、
周りから「頼りになるね」と言われることも多いはずです。
でも、その言葉の裏で、
本当は疲れていませんか?
疲れていることにも気づかないくらい、
一生懸命になっていませんか?
心には、有給休暇の制度はありません。
だからこそ、
自分で休ませてあげなければ、
ずっと働き続けてしまうのです。

「休むこと」に罪悪感を感じてしまう理由
「今日は何もしない日にしよう。」
そう決めても、
「洗濯くらいしなきゃ。」
「夕飯はちゃんと作らなきゃ。」
「親に電話しなきゃ。」
「明日の仕事の準備もしないと。」
結局、
一日中何かをしています。
本当は休みたいのに、休めない。
そんな経験はありませんか?
実は、
これは意志が弱いからでも、
時間の使い方が下手だからでもありません。
私たちの脳には、
「役割を果たしていると安心できる」という仕組みがあります。
特に真面目で責任感の強い人ほど、
「頑張っている私は価値がある。」
そんな思い込みが、
知らず知らずのうちに育っていることがあります。
だから休もうとすると、
「怠けている気がする。」
「申し訳ない。」
「みんな頑張っているのに。」
そんな気持ちが顔を出してくるのです。
充電しないスマホは、いつか電池が切れてしまいます
少し考えてみてください。
スマートフォンを毎日充電せずに使い続けたら、どうなるでしょう。
当然、
電池は切れてしまいます。
車もガソリンを入れなければ走れません。
植物も水がなければ元気をなくします。
でも、
自分だけは違うと思っていませんか?
「私はまだ頑張れる。」
そう言いながら、
心の充電だけ後回しにしてしまう。
すると少しずつ、
イライラしやすくなったり、
小さなことで涙が出たり、
好きだったことが楽しめなくなったりします。
これは弱いからではありません。
充電が減っているだけなのです。
だから、休むことは甘えではなく、
次の一歩を踏み出すための準備なのです。

「私が休んだら困る」は、本当でしょうか?
頑張り屋さんほど、
「私が休んだら迷惑がかかる。」
そう思っています。
でも実際に
体調を崩して休んだ経験がある方は、
こんなことを感じたことはありませんか?
「あれ?意外と回っている…。」
職場では誰かがフォローしてくれたり、
家族が協力してくれたり。
もちろん完璧ではないかもしれません。
でも、
あなたが思っているほど、
世界は止まらないのです。
むしろ、
あなたが無理を続けて倒れてしまうほうが、
周りはもっと困ってしまいます。
だから、
ときには周りを信じて休む勇気も必要です。
それは無責任ではありません。
長く笑顔でいるための、
大切な責任なのです。
「休めない」のは、性格ではありません
ここで一つ、
お伝えしたいことがあります。
「私は昔からこういう性格だから。」
そう思っている方がとても多いのですが、
私はそうは考えていません。
休めない。
頼れない。
我慢してしまう。
何でも引き受けてしまう。
それは性格ではなく、
長い人生の中で身についた「心のクセ」であることが少なくありません。
子どもの頃から、
「迷惑をかけてはいけない。」
「いい子でいなさい。」
「我慢しなさい。」
そんな環境の中で育つと、
自分より周りを優先することが当たり前になってしまいます。
だから今も、
自分を休ませることにブレーキがかかるのです。
あなたが弱いわけではありません。
今まで十分頑張りすぎてきただけなんです。

大切なのは、安心できる心の土台をつくること
生きづらさ改善セラピーでは、
「もっと頑張れる自分」を目指しません。
目指すのは、
「安心できる心の土台」を育てることです。
安心できる土台があると、
「今日は少し休もう。」
そう思っても、
自分を責めなくなります。
誰かに頼ることも、
「ありがとう。」
と素直に言えるようになります。
焦りがゼロになるわけではありません。
でも、
焦りに振り回されなくなります。
それが、
本当の意味で自分らしさを取り戻すということなのです。
40代・50代は、自分を取り戻す時期です
これまであなたは、
家族のため、
仕事のため、
誰かのために生きてきた時間が長かったのではないでしょうか。
だからこそ、
これからは少しだけ、
自分の心にも有給休暇をあげてください。
「今日はゆっくりお茶を飲もう。」
「好きな景色を見に行こう。」
「何もしない時間を楽しもう。」
そんな小さな休息が、
あなたの心を少しずつ満たしてくれます。
もう、
自分を後回しにする人生は卒業してもいい頃かもしれませんね。
40代・50代は、
自分を取り戻す時期なんですよ。
人生は何歳からでも変えられます。

最後に
もしあなたが、
「休み方が分からない。」
「休もうとしても、なぜか罪悪感が出てしまう。」
そんな気持ちを抱えているなら、
一人で抱え込まなくて大丈夫ですよ。
その背景には、
あなた自身も気づいていない心のクセや心のトラウマが隠れていることがあります。
それに気づき、
少しずつ安心できる心の土台を育てていくことで、
毎日は少しずつ変わっていきます。
大丈夫ですよ。
今まで十分頑張ってきましたからね。
今日から少しずつ「こころの有給休暇」をあげてみませんか。
そして、
「一人では難しいな」と感じたときは、
一度ゆっくりお話ししてみませんか。
あなたが、
自分らしさを取り戻すお手伝いができたら、とても嬉しく思います。


コメント