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生きづらさの原因は「心のトラウマ」かもしれない

8月18日
読了時間: 12分

更新日:8月21日

みなさん、こんにちは! 心理カウンセラーの「らいおんハートおじさん」です。


「どうして私は、こんなに人の顔色を気にしてしまうんだろう」


「どうして嫌なことがあっても、嫌と言えないんだろう」


「もっと楽に生きたいと思っているのに、いつも頑張りすぎてしまう……」


そんなふうに感じたことはありませんか?


もし心当たりがあるなら、

あなたはこれまで、

「私は気にしすぎる性格だから」


「もっと強くならなきゃ」


「もっと自信を持たなきゃ」


と思ってきたかもしれません。


でも、

少しだけ違う見方をしてみてください。


もしかすると、

今のあなたの生きづらさは、

あなたの性格そのものが原因なのではないかもしれません。


あなたがこれまで生きてくる中で経験したことや、

その中で身につけてきた「自分を守るための心の反応」が、

今の生きづらさにつながっているのかもしれないんです。



私は、そうしたものを「心のトラウマ」という言葉で捉えています。


そして、それを分かりやすくイメージするなら、

**「心のヨロイ」**なのかもしれません。


今日は、この「心のトラウマ」「心のヨロイ」について、一緒に考えてみましょう。




「トラウマ」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?


「トラウマ」という言葉を聞くと、

大きな事故に遭った。


ひどいいじめを受けた。


虐待を受けた。


大切な人を突然失った。


そんな、人生を揺るがすほどの

大きな出来事を思い浮かべる方が多いと思います。


もちろん、強烈な体験が

心に大きな影響を残すことはあります。


でも、私が今回お話ししたい「心のトラウマ」は、少し違います。


ここでいう「心のトラウマ」は、

医学的な診断名としての

トラウマを指しているわけではありません。


私がカウンセリングの中で「心のトラウマ」と表現しているのは、

幼少期などの経験や環境の中で、


「こうしていれば怒られない」


「こうしなければ嫌われない」


「自分の気持ちは我慢したほうがいい」


「頑張らないと認めてもらえない」


などと、

自分を守るために身につけた

心の反応や考え方が、

現在の生きづらさにつながっている状態です。


そして、そうした反応や考え方を、

私は「心のヨロイ」と表現しています。



子どもの頃、あなたは「生きるため」にいろんなことを覚えてきました


子どもは、自分が育つ環境を選ぶことができません。


親を選ぶこともできません。


家の雰囲気を変えることもできません。


だから、

その環境の中で安心して生きていくために、

子どもなりにいろいろなことを感じ取り、覚えていきます。


例えば、

お母さんがいつも機嫌が悪かった。


すると、

「お母さんを怒らせないようにしよう」

と、自然に顔色を見るようになるかもしれません。


何かを話すと否定されることが多かった。


すると、

「自分の気持ちは言わないほうがいい」

と思うようになるかもしれません。


頑張ったときにだけ褒めてもらえた。


すると、

「頑張らない自分には価値がない」

と思うようになるかもしれません。


何かをお願いすると嫌な顔をされた。


すると、

「人に頼ってはいけない」

と思うようになるかもしれません。


こうしたことは、

必ずしも親が悪い人だったという話ではありません。


親にも、

その人なりの事情があったでしょう。


悪気がなかったこともあるでしょう。


でも、

親に悪気があったかどうかと、

子どもの心がどう受け取ったかは、別の話なんです。




あの頃のあなたは「生きづらくなろう」としたわけではありません


ここは、

とても大切なところです。


子どもの頃のあなたは、

「将来、人の顔色ばかり気にする大人になろう」

なんて思っていたわけではありません。


「何でも我慢する人になろう」

とも思っていません。


ただ、その環境の中で、

「こうしていれば大丈夫」

というものを覚えていったのかもしれません。


怒らせないようにする。


嫌われないようにする。


我慢する。頑張る。


相手を優先する。


自分の気持ちを抑える。


それが、当時のあなたにとって

必要な「心のヨロイ」だったのかもしれません。


傷つかないため。


怒られないため。


嫌われないため。


安心して過ごすため。


あなたはあなたなりの方法で、

自分を守ってきたんです。


だから、

今の自分を責めなくてもいいんです。




「心のトラウマ」は、今のあなたの中にも残っていることがあります


子どもの頃に身についた心の反応は、

大人になったからといって、

必ず自然になくなるとは限りません。


だから、今のあなたにも、


「相手の機嫌が悪いと、自分が悪いように感じる」


「断りたいのに、断れない」


「休んでいると、何となく落ち着かない」


「頑張っていないと不安になる」


「人に頼ることが苦手」


ということがあるかもしれません。


例えば、子どもの頃に、

「親の機嫌が悪いと怖い」

と感じていた人は、大人になってからも、

職場の上司が少し不機嫌なだけで、


「私、何かしたかな?」


「怒られるかもしれない」


と不安になってしまうことがあります。


子どもの頃に、

「我慢していれば怒られない」

と覚えた人は、

「本当は嫌だけど、私が我慢すればいい」

となってしまうことがあります。


子どもの頃に、

「頑張れば認めてもらえる」

と感じていた人は、


「まだ頑張りが足りない」

と、自分を休ませることが難しくなることがあります。


こうして見ると、

「私は、気にしすぎる性格なんだ」


「私は、意志が弱いんだ」


と思っていたことにも、

別の見方ができるかもしれません。




「今起きていること」だけを変えようとしていませんか?


生きづらさを感じていると、

多くの人は「今」を何とかしようとします。


人の機嫌が気になるなら、

「もっと気にしないようにしよう」と思う。


嫌と言えないなら、

「今度こそ、ちゃんと断ろう」と思う。


頑張りすぎてしまうなら、

「もっと肩の力を抜こう」と思う。


もちろん、こうした工夫も大切です。


でも、

何度やっても同じことを繰り返してしまうのであれば、

一度だけ、こんな質問をしてみてください。


「私は、どうしてこんなふうに反応するんだろう?」


「気にしないようにする」のではなく、

「どうして、そこまで人の機嫌が気になるんだろう?」


「断ればいい」と考える前に、

「どうして断ることが、こんなに怖いんだろう?」

と、その奥を見てみる。


そこに、あなたの「心のトラウマ」が隠れていることがあります。


そして、その心のトラウマによって

身についた反応や考え方が、

まるで「心のヨロイ」のように、

今もあなたを守ろうとしているのかもしれません。



あなたを守ってくれた「心のヨロイ」


ここで、

心のヨロイについて少し考えてみましょう。


人の顔色を見ること。

我慢すること。

頑張ること。

自分の気持ちを抑えること。

人に頼らないこと。


これらは、

あなたを苦しめるために

身についたものではありません。


もしかすると、

昔のあなたを守るために必要だったものです。


人の顔色を見ることで、

危険を避けてきた。


我慢することで、

争いを避けてきた。


頑張ることで、

認めてもらおうとしてきた。


自分の気持ちを抑えることで、

誰かを怒らせないようにしてきた。


そう考えると、

「どうして私は、こんなにダメなんだろう」


ではなく、

「私は、これで自分を守ってきたんだ」

と見ることができます。


これは、とても大きな違いです。




でも、そのヨロイは今のあなたには少し窮屈なのかもしれません


そして、今回いちばんお伝えしたいのが、ここです。


子どもの頃のあなたにとっては、

そのヨロイが必要だった。


でも――


身も心も大人になった今のあなたには、

そのヨロイが少し窮屈になったのかもしれません。


昔はちょうどよかったものが、

今のあなたには合わなくなっている。


昔は、

「我慢しなければ自分を守れない」

と思っていた。


でも、今は違います。


嫌なことから離れることもできます。


自分の気持ちを伝えることもできます。


助けてくれる人を探すこともできます。


自分で選ぶこともできます。


それなのに、

心のヨロイだけは昔のまま。


だから、

必要以上に苦しくなってしまうことがあるのです。



心のヨロイを「悪者」にしなくていい


ここで、

「そんなヨロイ、もう必要ないんだから脱ぎなさい」


と言われても、

なかなか簡単にはできませんよね。


だって、そのヨロイは、

これまであなたを守ってくれたものなのですから。


だから私は、無理に壊したり、

否定したりしなくていいと思っています。


まず、

「今まで私を守ってくれて、ありがとう」

でいいんです。


人の顔色を見てきた自分も。


我慢してきた自分も。


頑張り続けてきた自分も。


誰にも頼らなかった自分も。


それぞれに理由があった。


その頃の自分には、

それが必要だったのかもしれない。


だから、責めなくていいんです。


そして、

「もう、ずっと着ていなくても大丈夫かもしれないね」

と、少しずつヨロイを下ろしていく。


私は、そんなイメージを持っています。




まずは「心のトラウマ」に気づくことから


私が「生きづらさ改善セラピー」で大切にしているのは、

いきなり、


「考え方を変えましょう」

「もっと前向きになりましょう」

とすることではありません。


まず、

「あなたの生きづらさの根本には、何があるのだろう?」

と、一緒に見ていきます。


なぜ、人の顔色が気になるのか。


なぜ、嫌と言えないのか。


なぜ、人に頼れないのか。


なぜ、頑張っていないと不安になるのか。


なぜ、自分よりも相手を優先してしまうのか。


その奥にあるものを、

一緒に丁寧に見つけていきます。


そして、

「そうだったんだね」


「あなたは、そうやって自分を守ってきたんだね」

と、認めてあげる。


すると、


「私はおかしいんじゃない」


「私が弱いからじゃない」


「私には、こうなる理由があったんだ」


と、少しずつ自分を見る目が変わることがあります。


これが、私が考える

「心のトラウマ」に気づくということです。



「自分を変える」より先に「自分を理解する」


生きづらさを感じている人ほど、

「自分を変えなければ」

と思ってしまいます。


でも、その前に、

「なぜ私は、こうしてきたんだろう?」


と、自分を理解してあげることが大切だと思っています。


あの頃の自分には、

これが必要だった。


だから、そうしてきた。

それでいいんです。


そのうえで、

「今の私には、もう少し違う生き方ができるかもしれない」

と気づいていく。


無理に自分を変えるのではなく、


心のトラウマに気づき、心のヨロイを少しずつ下ろしていく。


私は、

そのほうが自然だと思っています。




過去を消す必要はありません


心のトラウマに向き合うというのは、

過去の出来事をなかったことにすることではありません。


過去は過去として、そこにあります。


大切なのは、

過去の経験によって身についた反応に、

今も必要以上に縛られ続けないこと。


そのためには、まず、


「私は何を怖がっているんだろう?」


「どんなときに、昔の反応が出てくるんだろう?」


と気づくことから始められます。


そして、その先には、

心のトラウマに向き合い、

心のヨロイを少しずつ下ろしていくための方法があります。


私のセラピーでは、

その一つとして「メモリーチェンジ」という方法を用いています。


ただ、今日いちばん覚えておいてほしいのは、

その方法のことではありません。


まず、

「私は、心のヨロイを着ているのかもしれない」

と気づくこと。


そこからでいいんです。


あなたが弱いから、生きづらいのではありません


もしあなたが、

「どうして私は、こんなに生きづらいんだろう」


と悩んでいるのなら、


少しだけ、自分を責めるのをやめてみませんか?


人の顔色を気にするあなたも。


嫌と言えないあなたも。


頑張りすぎてしまうあなたも。


人に頼れないあなたも。


自分を後回しにしてしまうあなたも。


もしかすると、

あなたが弱いからそうなったのではありません。


これまでの人生の中で、

あなた自身を守るために

「心のヨロイ」を身につけてきたのかもしれません。


そして――

身も心も大人になった今のあなたには、

そのヨロイが少し窮屈になったのかもしれません。


だから、

「こんな自分を変えなきゃ」

と焦らなくても大丈夫です。


まず、

「私は、これで自分を守ってきたんだ」

と気づいてあげてください。


そして、

「今まで私を守ってくれて、ありがとう」

と心の中で声をかけてあげてもいいんです。


もう、ずっと着ていなくても大丈夫かもしれません。


少しずつ。ゆっくり。

自分のペースで。

心のヨロイを下ろしていけばいいんです。




40代・50代は、自分を取り戻す時期でもあります


これまでの人生で、

たくさんの役割を担ってきたと思います。

妻として。母として。


娘として。社会人として。


職場の一員として。


誰かを支える人として。


いつの間にか、

「私はどうしたいんだろう?」


よりも、

「周りはどう思うだろう?」

を優先することが当たり前になっていたかもしれません。


でも、

これからは少し違ってもいいんです。


「私はどうしたい?」


「本当は何が嫌なんだろう?」


「何をしているときが心地いいんだろう?」


そんな自分の気持ちにも、耳を傾けていい。


40代・50代は、

自分を取り戻していく時期

でもあると思います。


人生は、何歳からでも変えていけます。



あなたの生きづらさには、理由があるのかもしれません


今のあなたが抱えている生きづらさ。


それを、

「自分の性格だから」

と決めつけなくてもいいのかもしれません。


人の機嫌が気になる。


いつも我慢してしまう。


嫌と言えない。


頑張りすぎる。


自分を責めてしまう。


人に頼れない。


もし、そんな自分に

心当たりがあるのなら、一度だけ、


「私は、どうしてこうするようになったんだろう?」


と、自分に問いかけてみてください。


答えがすぐに出なくても大丈夫です。


無理に過去を思い出す必要もありません。


まずは、

「私には、こうなる理由があるのかもしれない」


と思ってあげるだけでもいいんです。


心のトラウマに気づくことは、

過去の自分を責めることではありません。


むしろ、

あの頃の自分を、

今の自分が迎えに行ってあげること。


そして、

「今まで私を守ってくれて、ありがとう」


と、心のヨロイに声をかけてあげることなのかもしれません。


大丈夫ですよ。


今まで十分頑張ってきましたからね。


これからは、

少しずつ自分の心の声にも耳を傾けてみませんか。


もし一人では、

自分の「心のトラウマ」「心のヨロイ」に気づくことが難しいと感じたら、

一人で抱え込まなくても大丈夫です。


あなたの生きづらさの奥に何があるのか。


どんな心のヨロイを身につけてきたのか。


一緒にゆっくり見つけていきましょう。


頑張りすぎる女性が、

自分らしさを取り戻せる場所。


それが、私の「生きづらさ改善セラピー」です。


人生は、何歳からでも変えていけます。


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